100%の確率でジンベイザメと泳げる!セブ島オスロブに行ってきた。


セブ島のWEB屋。1987年、東京育ち。フィリピン留学後に現地で起業。WEB開発、マーケティング事業をメインに活動中。最近はリゾート研究家として各地のリゾートを研究している。
世界最大のサメ「ジンベイザメ」。体長は大きいもので10mを超えます。そんなジンベイザメと手の届く距離で泳げる場所がフィリピン・セブ島にあるんです。しかも遭遇率は100%!
もともとは現地の若者の間でブームになり、今ではセブ島を代表するオプショナルツアーとして毎週たくさんの観光客で賑わっています。
そんな人気爆発中の「ジンベイザメとスイミングツアー」に友人と参加してきたので、ツアーの魅力をお届けします。
セブ島最南端にある小さな港町オスロブ
ジンベイザメ効果で世界中から注目される人気スポットに変貌を遂げた「オスロブ」は、セブ島最南端に位置する小さな港町です。セブ島のメインエリアからは車で約3時間。
主な行き方は、①セブシティから一般のバスで向かう、②レンタカーで行く、③ツアーに申し込む、のいずれかになります。安く行くなら①か②ですが、現地慣れしていないとトラブルに巻き込まれることもありますので、ツアーがおすすめです。
出発は朝の5時、帰りは17時頃になりますので1日がかりの観光になります。
現地に更衣室もありますが、事前に水着に着替えていた方が行程がスムーズに進むのでできるだけ水着を着ていきましょう。持ち物は、水着、着替え、タオル、水、酔い止め(乗り物酔いしやすい人は)、カメラがあれば大丈夫です。
断然シュノーケルがおすすめ!
オスロブに到着!長閑な田舎のビーチという雰囲気ですが、土日に行くと人が溢れかえっています。まず受付を済ませましょう。料金は以下のとおり。
・シュノーケル:1000ペソ(2200円ほど)
・ダイビング:1500ペソ(3400円ほど)
ダイビング経験者からジンベイザメは水面近くまで上がってくるのでシュノーケルの方がおすすめという話を聞き、シュノーケルにしました。
次に15分ほどの講習で注意事項の説明を受けます。講習は全て英語ですが、主な内容はこんな感じです。
・日焼け止めは禁止
・ジンベイザメには触らないこと
・カメラのフラッシュ禁止
日本語で書かれた説明書もありますので、不安な方はスタッフに聞いてみてください。
講習が終わったらシュノーケルセットとライフジャケットが配られます。私は泳げるので必要ありませんでしたが、ライフジャケットだけでなく現地スタッフのサポートもありますので泳げない人、泳ぎに自身がない人でも楽しめるはずです!
いよいよ手漕ぎボートに乗ってジンベイザメが泳いでいるエリアまで移動します。それほど沖までは行かず、浜から20メートルくらいの距離です。時間にして10分ほど。
私は大丈夫でしたが、この手漕ぎボートはかなり揺れるので酔いやすい人は要注意!一緒に行った友人は浜辺に戻ったあと、しばらくダウンしていました。乗り物酔いしやすい人は事前に薬を飲んでおくといいかもしれません。
遂にジンベイザメとご対面!
遂にジンベイザメが見えてきました。近くで見ると本当に大きい!最初は結構ビビりますが、勇気を持って海にダイブ!
ジンベイザメはデカイですが、人に関心を示すことはなく、動きも遅いのでじっくり鑑賞できます。よく見ると優しそうな顔をしてますし、性格も温厚で人を襲ったりはしないので恐れることはありません。
本当に大きい!そして近い!(触れられる距離ですが、スタッフから注意を受けるので触らないように!)こんな至近距離で一緒にジンベイザメと泳げる場所はそうはないと思います。
泳ぎが得意な人はライフジャケットがあると潜りにくいので脱いでしまっても大丈夫です。逆に怖くて泳げない人はボートの上から見ているだけでもOK!
オスロブではこのジンベイザメは野生のものだと説明していますが、実際は餌付けして管理してますので、行って見れないことはほぼないかと思います。多い時だと10頭近くボートの周りをウヨウヨ泳いでいます。
有料になりますが、「水中カメラのレンタル」も現地で可能です。水中のジンベイザメと一緒に写真を撮れば最高の思い出になります!
ジンベイザメと一緒に泳げるのは30分ほど。30分というと短く感じるかもしれませんが、結構ヘトヘトになると思うのでちょうどいいです。
でも、3時間かけて来て30分ジンベイザメと泳いで終わりなの?と思う方もいらっしゃると思いますが、ご安心ください。オスロブの魅力はジンベイザメだけではありません!