“タイのモルディブ”と呼ばれるリゾート地・リペ島に行こう!

タイのリゾート地・リペ島には魅力がたくさん
タイは11月から乾季に入り、観光のベストシーズンを迎えた。タイや周辺国に暮らす駐在員にとって、暑さが和らぎ、雨の心配もない乾季は、まさに“待望”と言える季節。旅行を計画している方も多いことだろう。乾季の間、タイの海は透明度が増し、その美しさは雨季とは比べ物にならない。
タイのビーチリゾートと言えば、プーケット、サムイ島、ピピ島などが有名だが、“タイのモルディブ”とも“タイ最後の秘島”とも称される「リペ島」をご存知だろうか?
ガイドブックでは滅多に紹介されることがないリペ島。どんな島なのか?
これまで3度リペ島に訪れたことがある筆者が、その魅力をお届けしよう。
タイのリペ島ってどこにあるの?
タイのビーチには大きく2つのエリアがある。太平洋につながるタイ湾とインド洋につながるアンダマン海だ。
タイ湾で有名なビーチと言えば、サムイ島、パンガン島、チャーン島などが挙げられる。
一方のアンダマン海では、プーケット、ピピ島、クラビなどが挙げられ、内海であるタイ湾よりも透明度が高く美しいビーチが多いことで知られている。
リペ島はアンダマン海の南部、マレーシアと国境を接するサトゥーン県沖に浮かぶタルタオ国立海洋公園の51ある群島の一つ。バンコクから最も遠い、ほぼタイ最南端に位置する島である。
タイのリペ島ってどんな島?
“タイのモルディブ”と称されるほど美しいビーチを持つリペ島。一体どれほど美しいのか?
その美しさをお伝えするには写真より動画! ということで、まずはリペ島の動画をご覧いただこう。
リペ島には3つのビーチがある
目が覚めるほど美しいリペ島の映像をご覧いただいたところで、続いては島内のビーチを紹介しよう。
リペ島にはパタヤビーチ、サンライズビーチ、サンセットビーチという3つのビーチがある。それぞれ特徴は下記の通り。
パタヤビーチ
船着き場があり、レストランやバーが立ち並ぶ島で一番賑やかなビーチ。
サンライズビーチ
島内最大のビーチ。その名の通り水平線から昇る朝日を拝める。
サンセットビーチ
一番ひなびた雰囲気で長期滞在者に人気がある。
リペ島は徒歩で回れる小さな島で3つのビーチはどれも徒歩圏内にある。それぞれ異なった魅力があるので、ぜひあなたのお気に入りを見つけてほしい。
タイ・リペ島ではどのビーチに泊まるべき?
リペ島にある3つのビーチの中でも筆者のおすすめはサンライズビーチだ。
サンライズビーチはパタヤビーチに比べて観光客が少なく、透明度は島内随一。これほど美しいビーチにも関わらず、時期によっては貸し切り状態になることも少なくない。
シュノーケリングで珊瑚と色鮮やかな熱帯魚の大群が見られるのもサンライズビーチの魅力。シュノーケリングセットは100バーツ(約340円)前後でビーチ沿いのレストランやバンガローでレンタルできる。
宿泊施設は4,000〜10,000バーツ(約13,500〜34,000円)クラスの高級バンガローから600〜800バーツ(約2,00円〜2,700円)クラスの竹で組まれた格安バンガローまで豊富にあり、そのほとんどがオンザビーチという絶好のロケーション。
サンライズビーチは南北に長いビーチで、北に行けば行くほど観光客が少ない。できるだけ人が少ないほうが好みという方は北側の宿泊施設を利用したほうが良いだろう。
バンコクからリペ島への行き方
バンコクからリペ島までは大きく下記3通りの行き方がある。
- LCC(格安航空会社)のジョイントチケット
- 鉄道のジョイントチケット
- アイランドホッピング
それぞれの行き方を詳しく説明しよう。